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【トロロッソ・ホンダ】エドルズ「マシン特性が合い、想定セットアップも良い。良い結果が残せる」

2018年07月28日(土)12:38 pm

トロロッソ・ホンダのジョナサン・エドルズ(チーフ・エンジニア)が、F1第12戦ハンガリーGP初日を次のように振り返った。

●【画像:FP2結果】2018年F1第12戦ハンガリーGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

■ジョナサン・エドルズ(チーフ・エンジニア)

「このブダペストでの金曜日は、予定していた全テストをこなすことができました。

低速コーナーが多く、長いストレートが少ないこのコースは、我々のマシンの特性上得意なコースの造りです。気温が高くなることも予想して臨んだセットアップを持ち込んだので、今週末はここ最近のレースよりもいい結果が残せると思っています。

1回目のフリー走行では両マシンでソフトタイヤを装着し、セットアップのテストを行いました。

ここ最近のレースを分析した上で考えてきたいくつかのアイテムと、さらに低速箇所が多くトラクションがカギとなるこのブダペストのコースに特化したアイテムを試しました。今日のところは、どのアイテムも事前の想定どおり機能しています。

2回目のフリー走行ではウルトラソフトの走行の前に、まず1台はミディアムタイヤを装着、そしてもう1台は燃料等裁量の少ない状態でソフトタイヤを装着して走りました。

これらのセッションから、3つのタイヤコンパウンドでロングランのデータを得ることができました。

ピエールが3つ目のテストコンパウンドとなる新品のウルトラソフトタイヤを装着するまで、マシンのバランスをチェックしながら路面状況の改善を待ちましたが、1回目のフリー走行からの短い時間でエンジニアがすばらしい仕事をしてくれたおかげで、マシンのバランスは大きく改善されていました。

今日難しかった点はタイヤがオーバーヒートしすぎてしまうことでした。このコースの特性と50℃中盤まで上がった路面温度が要因で、特に後輪にその問題が見られました。搭載燃料が少ない際はうまくコントロールすることができたのですが、燃料を多く積んだロングランのテストでは少し難しかったように思えます。ですが、ショートもロングランでもどちらも手応えを感じています。

マシンの最大のパフォーマンスを引き出すためにまだやるべき課題は残っていますし、セットアップを大きく変えるというよりは微調整になるかと思いますが、この週末に向けては悪くないスタートだと思っています」。

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