今季ウィリアムズのリザーブ兼開発ドライバーを務めているロバート・クビサが、自分に関して最近ささやかれているうわさを否定した。
2011年シーズン開幕直前に起きたラリー事故での大けがから7年ぶりにF1の世界に帰ってきたクビサだが、2019年にはハースあるいはフォース・インディアのフルタイムドライバーになるのではないかとのうわさがささやかれるようになっている。
■ハースとは話をしたこともない
ポーランド出身ドライバーである33歳のクビサは、F1ドイツGPが開催されたホッケンハイムにおいて『Eleven Sports(イレブン・スポーツ)』に次のように語った。
「僕は、ゴシップ記事は読まないんだ」
「静かに物事を進めるのが僕の好みなんだ。いくつか会話の機会は持っているよ。だけどそれはハースとじゃない。現時点では、彼らと話はしていないよ」
■ストロールとともにフォース・インディア移籍のうわさも
最近、父親のローレンス・ストロールがフォース・インディアの買収に動いたようだと報じられているが、当然ながら現在ウィリアムズのドライバーを務めているランス・ストロールも来季はフォース・インディアへ移籍することになると考えられている。
そして、クビサがフォース・インディアでそのストロールのチームメートになるだろうとのうわさもある。
その可能性について尋ねられたクビサは次のように答えた。
「僕はランスがあそこにいくのかどうか知らないよ。だから現時点ではそういうことを考えたり物語を創造したりしたところで意味などないさ」
■シートを得るのは簡単ではない
「僕が今誰と話をしているのかということについて、僕はイエスともノーとも言うつもりはないんだ」
「簡単なことではないんだ。多額の予算やチャンスを持つ大勢の若手ドライバーがF1に昇格したいと望んでいるわけだし、金を必要とするチームだってあるわけだからね」
そう語ったクビサは次のように付け加えた。
「だから、限界はあるし、話がそこで終わる場合もあるよ」