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ランス・ストロールの父親がフォース・インディアを買収か?

2018年07月24日(火)16:42 pm

カナダ人F1ドライバーのランス・ストロールが、2019年にはウィリアムズからフォース・インディアへと乗り換えることになるかもしれない。

今年ウィリアムズで2年目のF1シーズンを迎えているストロールだが、ここまでカナダの大富豪として知られる父親ローレンス・ストロールによるばく大な資金援助があったことはよく知られている。

そして最近、財政的苦境に陥っているフォース・インディアをローレンス・ストロールが買収したようだとのうわさも報じられている。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、今週23日(月)がフォース・インディアが今後も生き残ることができるかどうかが決まる重要な節目だったという。

「フォース・インディアが破産申告を行うことになるだろうとの推測が大きくなってきている」と『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は指摘している。

だが、同じドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』は、トミー・ヒルフィガーなどの有名ブランドを展開するローレンス・ストロールがフォース・インディアの救い主になるかもしれないと報じ、次のように付け加えている。

「彼(ローレンス・ストロール)が大多数の株式を取得したのか、あるいはチームが完全に彼の所有となるのか、そこはまだ不明だ」

フォース・インディアに関しては、これまでイギリスのエナジー飲料メーカーや、現在大口スポンサーを務めているBMT社などが買収を検討しているとうわさされていた。

しかし、フォース・インディアのチーム代表を務めるビジェイ・マリヤは、7月上旬にはチームを売却するつもりはないとコメントするなど、今後の動向に注目が集まっていた。

一方、もし今回の情報が正しければ、ウィリアムズはこれまでストロールによって持ち込まれていた資金を失ってしまうことになる。

ウィリアムズではすでにタイトルスポンサーのマルティニも今季限りでF1から撤退することが確定しており、生き残りにむけてさらに厳しい状況を迎えることになりそうだ。

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