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アロンソ「2021年には僕はF1にいないよ」

2018年07月23日(月)18:54 pm

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が、2021年シーズンにはもう自分はF1はやっていないだろうと語った。

2年ぶりにF1ドイツGPが開催された先週末のホッケンハイムでは、2021年からF1が18インチホイールを採用する方向であることがパドックでの大きな話題のひとつとなっていた。

その件について質問されたアロンソは次のように答えたと報じられている。

「分からないし、僕にはどうでもいいことだよ。僕は2021年にはここにいないからね」

2005年と2006年に2年連続でF1チャンピオンとなったアロンソだが、以後12年にもわたってF1タイトルからは見放されてしまっている。特にマクラーレンに移籍して以降はタイトルどころか、勝利や表彰台からも遠ざかってしまったアロンソはF1への情熱を失い、世界3大レース制覇を目標に掲げるようになってきている。

すでに世界3大レースのうちF1モナコGPを制していたアロンソは今年トヨタチームからル・マン24時間レースに挑戦して優勝を遂げており、残すはインディ500での優勝だけとなっている。

2021年はおろか、今季限りでF1から去る可能性が高いといううわさが強くささやかれているアロンソだが、雨によって長時間にわたって走行するクルマがない状態となってしまった先週末のF1ドイツGPフリー走行3回目を引き合いに出しながら、現在のF1に対して批判的なコメントを行っている。

「僕としては、雨によって誰もコースに出ていかず、5万人の観客が何も目にすることができなかったという問題の方が気にかかるよ」

「予選やレースも雨になったときのことを考えて僕たちは(雨用)タイヤを温存するしかなかった。そしてその結果として5万人のファンとテレビの前にいた何百万人もの視聴者はからっぽのサーキットを見ていただけだった」

そう語ったアロンソは次のように付け加えた。

「新しいレギュレーションに取り組む前にこういう問題を解決すべきだよ」

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