メルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフ(エグゼクティブディレクター)が、ルイス・ハミルトンが2021年以降もメルセデスにとどまることを望んでいると語った。
■ハミルトンとメルセデスの新契約は2020年まで
まだ正式に発表はされていないものの、今季限りで現在の契約が満期を迎えるメルセデスとハミルトンが2019年以降の新契約をすでにかわしたと報じられている。
伝えられるところによれば、その新契約は2019年と2020年の2年契約となっているようだ。
2021年から新F1エンジンルールが導入される予定であることから、ハミルトン側がその後のチーム間の力関係などを見極めるために2020年までの契約とすることを望んだものと考えられている。
■ハミルトンはあと5年はやれるとヴォルフ
実際のところ、ヴォルフはハミルトンにはもっと長くメルセデスにいて欲しいと思っているようだ。
ヴォルフはF1イギリスGPが開催された先週末のシルバーストンで次のように語った。
「ルイスは33歳だが、私はあと5年は非常にいい走りができると思っている。だから、我々としてもメルセデスでそうして欲しいと思っているよ」
■正式発表の舞台はドイツGPか
うわさによれば、ハミルトンのホームレースであるイギリスGPにおいて新契約締結が発表される可能性もあると言われていたが、現時点ではまだ公式な発表は行われていない。
このことから、メルセデスのホームレースとなる次戦ドイツGP(22日決勝)が正式発表の舞台となる可能性が高そうだ。