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【FP1レポート】ホンダ12番手 ハミルトンがホームレースで好発進/F1イギリスGP

2018年07月06日(金)20:05 pm

2018年F1第10戦イギリスGPが7月6日(金)、シルバーストン・サーキット(全長5.891km)で開幕。現地時間10時(日本時間18時)から行われたフリー走行1回目でメルセデスのルイス・ハミルトンがトップに立った。

●【画像:FP1結果】2018年F1第10戦イギリスGPフリー走行1回目のタイム差、周回数

好天に恵まれたシルバーストンで開始されたセッションでは、序盤は前戦オーストリアGPで優勝を果たしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムを刻みながら積極的に周回を重ねていく。

しかし、その後フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを更新。だが、セッション開始から40分が近づき、1回目の走行プログラム終盤に差し掛かったときにこのサーキットを得意とするハミルトンがトップタイムをマークする。

2回目の走行プログラムが展開され始めると、序盤は4番手に位置していたメルセデスのバルテリ・ボッタスが1分27秒台にタイムを縮めてトップに立つ。そして、前戦オーストリアGPで4位に入賞して今季初ポイントを獲得したハースのロマン・グロージャンがこのセッションでも4番手タイムを刻んできた。

ところがセッション開始から60分ほどが経過したところでそのグロージャンがターン1の立ち上がりでコントロールを失って左側のウォールにクラッシュしてしまう。

このクラッシュによってVSC(バーチャルセーフティカー)が導入されるが、それが解除されるとレッドブルのダニエル・リカルドがボッタスに次ぐ2番手に浮上してくる。だがその直後にここシルバーストンで5連勝を狙うハミルトンが1分27秒487をマークして再びトップに浮上。ベッテルも自己ベストを更新して1分27秒台に乗せてくるもののメルセデス勢には届かず3番手にとどまった。

その後は各ドライバーがロングランプログラムを展開。大きな順位変動は起こらなかったものの、残り時間が5分を切ろうかというところでフェルスタッペンがホームストレート上でクルマを止めてしまう。どうやらギアのトラブルのようだ。

ここでまたVSCが導入され、結局その後上位勢の順位変動はないままセッションが終了時刻を迎え、イギリスGPの歴代最多勝利記録となる通算6勝目を目指すハミルトンがまずは最初のセッションをトップで終えている。

期待のトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが12番手、ブレンドン・ハートレーは19番手だった。

また、イギリスGP開幕直前にレーシングディレクターのエリック・ブーリエが離脱するなどの人事改編が行われたマクラーレンはフェルナンド・アロンソが15番手、ストフェル・バンドーンが17番手だった。

■フリー走行1回目トップ10ドライバー

トップ/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:27.487
2番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:27.854
3番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:27.998
4番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:28.144
5番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:28.218
6番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:28.325
7番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:29.352
8番手/セルジオ・ペレス(フォース・インディア) 1:29.812
9番手/エステバン・オコン(フォース・インディア) 1:29.815
10番手/ランス・ストロール(ウィリアムズ) 1:29.878

F1イギリスGPフリー走行2回目は、このあと日本時間22時から始まる。

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