ダニエル・リカルドが来季以降もレッドブルに残留する可能性が高まってきているようだ。
今季でレッドブルとの現在の契約が切れるリカルドだが、これまでフェラーリやメルセデスへの移籍の可能性がうわさされ続けてきている。さらに最近ではフェルナンド・アロンソの離脱に備えてマクラーレンがリカルドに巨額の年俸を提示してオファーしたとのうわさもある。
しかし、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホームレースであるF1オーストリアGPが開催された先週末のレッドブルリンクにおいて、リカルドとの新契約締結が近づいていると示唆していた。
そのリカルドは、レッドブルリンクを訪れていたレッドブル総帥のディートリッヒ・マテシッツと今後に向けて前向きな話を行うことができていたようだ。
「ビッグボス(マテシッツ)と話をしたよ。僕は彼が大好きなんだ」
「彼が1人でチームを運営していないのは残念だよ。彼ならすべてがもっと簡単になるはずだからね」
ほほ笑みを浮かべながらイタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』にそう語ったリカルドは、「だけど、どうすべきかを理解するための時間はまだいくらかあるよ」と続け、次のように付け加えた。
「状況がどう進展するか様子を見よう」