F1第9戦オーストリアGPは2日目を迎え、フリー走行3回目と予選が行われた。
●【画像:予選結果】2018年F1第9戦オーストリアGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
前日までの雨模様から天候は回復したが、雲は厚く気温も20℃をやや上回るコンディションで、2日目が始まった。
■フリー走行3回目
フリー走行3回目、レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、ともにウルトラソフトタイヤ(紫)でのセッティングと予選に向けたシミュレーションを行った。セッション終盤、2台はニュータイヤに履き替えてアタックを開始。ピエール・ガスリーが1分05秒264と自己ベストタイムを更新し12番手。ブレンドン・ハートレーも自己ベストの1分05秒705をマークし17番手でフリー走行3回目を終えた。
■予選
雲の切れ間から日差しものぞく午後3時、気温24℃、路面温度34℃のコンディションで予選が開始された。
Q1ではハートレーが先にアタックに入るが、1回目のアタックは1分05秒871とFP3のタイムを更新できなかった。
ガスリーは1回目のアタックは1分05秒190、2回目で1分05秒011とタイム更新を続け、13番手でQ2進出を果たした。
2回目のアタックで1分05秒366と、自己ベストを更新したハートレーだが、その時点で15番手。セッション終盤に3回目のアタックに出たものの、タイムアップは果たせず19番手でQ1敗退となった。
Q2最初のアタックで、ガスリーは1分04秒874とタイムアップ。しかし、2回目のアタックではそのタイムを上回ることはできず、12番手でセッションを終え、僅差でQ3進出を逃した。
決勝レース、ガスリーは6列目12番手から、ハートレーは10列目19番手からスタートし、ポイント獲得となる10位以内を目指してレースに挑む。
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