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【トロロッソ・ホンダ】初日はプログラムを順調に消化/F1第9戦オーストリアGP初日レポート

2018年06月30日(土)6:04 am

F1第9戦オーストリアGPの初日フリー走行が、レッドブル・リンクで行われた。朝方まで降り続いていた雨が上がったものの雲は厚く、気温もあまり上がらないコンディションの中で、P1とP2が行われた。

●【画像:FP2結果】2018年F1第9戦オーストリアGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

■フリー走行1回目

午前11時、気温19℃、ドライコンディションで迎えたP1で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーはともにスーパーソフトタイヤ(赤)を装着して走行。PUやマシンのセッティングのプログラムを順調に消化した。

PUとしては、サーキットの特性に合わせたセットアップを進める一方で、エアロのアップデートを投入したブレンドンの車体側の調整も進めた。このセッションで、ガスリーは1分06秒394で10番手、ハートレーは全マシン中最も多い45周を走行し、1分06秒871で19番手につけた。

■フリー走行2回目

P2は、気温21℃、路面温度27℃、降水確率60%というコンディションの中、午後3時からスタート。このセッションでもスーパーソフトタイヤ(赤)で走行した2人は開始早々からべストタイムを更新し、ガスリーが1分05秒758、ハートレーが1分06秒332をマーク。

セッション中盤には最もソフト寄りのウルトラソフトタイヤ(紫)でのアタックシミュレーションを行ったものの、アタックラップでガスリー車のシャシーにトラブルが起こり、最終コーナーでコースオフしたため、マシンをストップ。チームはマシンをピットに戻し、修復作業を行った。

迅速なチームの対応により、ガスリーはセッション残り20分を切った時点で再びコースインし、走行を続けることができた。

ハートレーはウルトラソフトタイヤ(紫)でタイムアップを果たすことはできなかったが、ロングランのプログラムを順調に消化。フリー走行2回目はガスリーが9番手、ハートレーが17番手で終了した。

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