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【ホンダF1】PUにとってタフなレッドブルリンクに挑戦

2018年06月29日(金)5:13 am

ホンダF1プロジェクトをリードするF1テクニカルディレクターの田辺豊治が、レッドブルリンクで行われる2018年F1第9戦オーストリアGP(7月1日決勝)に向けて次のようにコメントした。

■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)

「3連戦の2戦目となるオーストリアGPは、レッドブル・グループにとってのホームレースになります。ここでレッドブル・トロロッソ・ホンダとしていい戦いをしたいと思っています」

「レースの舞台となるレッドブルリンクは緑豊かな美しい丘陵地帯に位置し、起伏に富むコースレイアウトと、前回のフランスGPを超える60%前後の高いエンジン全開率が特徴として挙げられます。標高が約700mと高く平地に比べて空気が薄いことで、冷却効率の低下やターボチャージャーの仕事量上昇が起こりますので、高い全開率と合わせてPUにとってはタフなサーキットです」

「このサーキットでの基本的なエネルギーマネジメントについては大きな懸念はありませんが、予選ラップタイム、レース中の戦闘力など、トータルでPUパフォーマンスが発揮できるように最適な設定を煮詰めていきます」

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