決勝スタート前のグリッドにつくことはないものの、今週末に行われるF1オーストリアGP(7月1日決勝)では大勢の美女たちが彩りを添えることになりそうだ。
2017年にF1新オーナーとなったリバティ・メディアは、今年からこれまでF1レースにつきものだったグリッドガールを廃止することを決定。どのサーキットにおいてもこれまでのようにグリッド上でドライバーのカーナンバーが入ったプラカードを掲げる女性の姿は見られなくなっている。
レッドブルには“フォーミュラ・ウナ”と呼ばれる女性サポートチームがあり、オーストリアGPが開催されるレッドブルリンクではこれまで彼女たちが現地の民族衣装“ディアンドル”を身にまとってグリッドガールを務めてきていた。
今年からグリッドガールが廃止となったことについて質問されたレッドブル総帥のディートリッヒ・マテシッツは地元の『Krone(クローネ)』紙に次のように語った。
「驚くべき人形芝居だね」
「F1にはグリッドガールのことを議論するよりもっと重要なことがあるはずだ」
とは言え、今年のオーストリアGPにおいてもフォーミュラ・ウナたちには活躍の場が用意されるようだ。
レッドブルリンクの広報担当者は次のように語っている。
「彼女たち(フォーミュラ・ウナ)はコース外のさまざまなエリアにおいてその役割を果たすことになる」