【FP3レポート】大雨にたたられるもホンダは3連続トップ10／F1フランスGP
2018年F1第8戦フランスGPが6月23日（土）、ポール・リカール・サーキット（1周5.842km）で2日目を迎え、現地時間13時（日本時間20時）から行われたフリー走行3回目でメルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムを刻んだ。
●【FP3結果】2018年F1第8戦フランスGPフリー走行3回目のタイム差、周回数
黒い雲がサーキットの上空を覆う状態の中で開始されたセッションだが、開始早々に雨が落ち始めたという情報が伝えられる。
その数分後には雨脚が一気に強まり、そのときコース上にいたドライバーたちもたまらずピットへ戻ることになった。
結局、その後もセッションを通じて雨は降りやまず、ドライコンディションのもとで行われた序盤のわずかな時間に1分33秒666を刻んだボッタスがそのままトップのままでセッションの終了時刻を迎えることになった。
セッション終盤にはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーを含む7名のドライバーが雨用タイヤでコースインする光景も見られたが、このあと行われる予選では天候が回復するとの見通しもあり、多くのドライバーたちがウエットコンディションでの走行は見合わせている。
こうした状況により、ドライバーがセッション序盤に出したタイムや順位はほとんど参考とはならないものの、7番手タイムを刻んだガスリーは結果的にここまでの3セッションすべてでトップ10入りを記録したことになる。
なお、昨日行われたフリー走行2回目の終盤にPU（パワーユニット）トラブルを抱えたハートレーだが、ホンダはすべて新品コンポーネントに交換することを決断。これにより今季の規定使用基数を超えることになったハートレーはグリッド降格ペナルティーを受け、明日の決勝を最後尾からスタートすることが確定している。
■フリー走行3回目トップ10ドライバー
トップ／バルテリ・ボッタス（メルセデス） 1:33.666
2番手／カルロス・サインツ（ルノー） 1:34.953
3番手／シャルル・ルクレール（ザウバー） 1:35.012
4番手／フェルナンド・アロンソ（マクラーレン） 1:36.365
5番手／セバスチャン・ベッテル（フェラーリ） 1:36.756
6番手／ストフェル・バンドーン（マクラーレン） 1:37.547
7番手／ピエール・ガスリー（トロロッソ） 1:38.317
8番手／マーカス・エリクソン（ザウバー） 1:38.450
9番手／セルジオ・ペレス（フォース・インディア） 1:39.641
10番手／ダニエル・リカルド（レッドブル） 1:39.738
F1フランスGP予選は、このあと日本時間23時から始まる。
