トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、ポール・リカール・サーキットで行われる2018年F1第8戦フランスGP(24日決勝)に向けて次のようにコメントした。
■ブレンドン・ハートレー
「ポール・リカールは、F1カーで走ったことはないものの、よく知っているサーキットだよ。WEC(世界耐久選手権)のLMPIマシンで何度もテストを行ったし、2013年にはLMP2カテゴリーで優勝もしたんだ。耐久レースのテストでは人気のあるサーキットだし、僕は夜でもかなりうまく走ることができるよ。もっともそれがF1マシンで役に立つとは思えないけれどね!」
「サーキットに全面再舗装が施されたことは知っているし、それが興味深いものになりそうだね。というのもここはタイヤの寿命に関してはかなり独特なサーキットなんだ。以前は左フロントタイヤの摩耗がものすごく激しかったんだ。だから路面の変化状況にもよるけれど、そうした要素が若干変わっているかもしれないね」
「ここはドライビングが楽しめるサーキットだし、かなり速いんだ。僕がテストをしていたときにはバックストレートにシケインが設けられていなかったからそのときほど速くはないにしてもね」
「とは言え、ここは素晴らしいサーキットだと思うよ。スポーツカーにおいてもF1においても多くの歴史があるしね。だから本当に楽しみにしているんだ。僕が住んでいるモナコからもそう遠くないし、世界の中でもすてきな場所さ。走るにはすごくいいレース・サーキットだと思うし、いいレースが展開されるはずだよ」
「ここではすごく強い風が吹くことがあるんだ。だから長いストレートには(フランス南東部に吹く強い北風を意味する)ミストラルという名前が付けられているほどだよ。それがF1マシンにとっては重要な要素となる可能性があるし、クルマに乗ったときに対処すべきもうひとつの挑戦になるよ」