14日(水)、FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦ル・マン24時間レースの予選2回目と3回目が行われ、TOYOTA GAZOO Racingは3セッション総合の1,2番手タイムをマーク。2台のTS050 HYBRIDが最前列に並んで24時間レース決勝のスタートを切ることとなった。
TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
予選総合 : 2番手 (3分17秒377), 84周
TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ)
予選総合 : 1番手 (3分15秒377), 81周
■中嶋一貴(8号車)
「今日の予選はあまり混雑のない状態で全力でアタックでき、思い通りのラップタイムを刻むことが出来たのでとても満足しています。サーキットの路面状態も昨日よりも良好で、気持ち良くアタック出来ました。
車両のバランスもとても良くなったので、決勝レースに向けても大変期待できます。耐久レースにとって予選は1%程度の意味しかないかもしれませんが、ポールポジションはチームにとって喜ばしいものです。このレースはチーム全員がどれだけ長く厳しいものだということをわかっているので、既に気持ちは決勝レースに向けて切り替わっています」。
■セバスチャン・ブエミ(8号車)
「ポールポジションは大変うれしいです。一貴のアタックはとても素晴らしく、チームに予選1-2をもたらしました。この瞬間は喜びを分かち合いたいと思いますが、最大目標であるル・マン優勝に向けてさらに集中しなければなりません。自分たちはこの週末のレースのために1年間準備をしてきたし、やるべきことはわかっています」。