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【WRC】トヨタ3位もタナックがダメージでリタイア、デイ3も危機

2018年06月10日(日)0:12 am

6月8日(金)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア サルディニアのデイ2がサルディニア島アルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合3位に、エサペッカ・ラッピ組(9号車)が総合4位につけた。なお、オット・タナック組(8号車)は、SS9で冷却系にダメージを負い走行を中止した。

■デイ2

ラリー・イタリア サルディニアのデイ2は、アルゲーロの北東エリアで8本のSSが行なわれた。断続的に朝まで降った雨により、午前中はウェットとドライが入り混じった複雑な路面コンディションとなった。また、午後は一時的な降雨で一部路面が泥濘化。タイヤのグリップ力を得にくい、非常に滑りやすいコンディションでの走行となった。

1日を通してミスのない走行を続けたラトバラは、デイ2最後のSS9でベストタイムを記録し、総合3位に順位を上げた。また、SS2でスローパンクチャーを喫したラッピは、午後のステージで2本のセカンドベストタイムを刻み、ラトバラと4.4秒差の総合4位でデイ2を終えた。

なお、タナックは午前中のSS4でベストタイムを記録し、今シーズンの開幕戦から続く全ラリーでのSSベストタイム獲得記録を更新した。SS8を走り終えた時点でタナックは総合3位につけていたが、SS9でジャンプの着地の際、冷却系にダメージを負い走行を中止。チームはクルマを精査し、ラリー2規定に基づきデイ3での再出走が可能か否かを判断するようだ。

■ラリー・イタリア サルディニア デイ2の結果
1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 1h35m56.9s
2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +18.9s
3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +37.2s
4 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +41.6s
5 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +58.3s
6 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m01.5s
7 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1m26.0s
8 ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー (シトロエン C3 R5) +4m02.9s
9 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +4m16.9s
10 ニコラス・シアミン/ティボー・デ・ラ・ヘイ(ヒュンダイ i20 R5) +5m20.7s
19 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +10m15.1s

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