F1エンジンメーカーたちはいずれも今週末にモントリオールで開催されるF1カナダGP(10日決勝)に改良版PUコンポーネントを投入する計画をしているようだ。
レッドブルでは自分たちのルノーPUと、ジュニアチームであるトロロッソが搭載するホンダの改良版PUを比較検討した上で2019年シーズンもルノーでいくのか、あるいはホンダにスイッチするのかを決めることになるだろうと言われており、そういう意味でもカナダGPが大きな意味を持つものとなりそうだ。
ルノーでは2019年シーズンに向けたPU製造計画のからみもあり、できるだけ早期にレッドブルに決断するようプレッシャーをかけていると言われている。
だが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、その決断はレッドブルにとってのホームレースとなる第9戦オーストリアGP(7月1日決勝)までに下すことになるだろうと次のように語っている。
「我々には自分たちの予定表があり、エンジンとドライバーの問題についてはオーストリアGPまでには結論を出したいと思っているよ」