ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

【レッドブル】来季のエンジン決定は早くても6月末

2018年05月29日(火)19:37 pm

レッドブルが2019年のエンジンサプライヤーを決定するのは6月末か7月頭ころになりそうだ。

2007年からルノーエンジンを使用してきたレッドブルだが、近年はルノーとの関係もぎくしゃくしており、来季はホンダにスイッチする可能性が高いともうわさされている。

■煮え切らないレッドブルにいら立つルノー

だが、来季も自分たちのPUを使うつもりなのかどうか早急に回答して欲しいと訴えるもなかなかその返事をもらえないルノーF1プロジェクト責任者のシリル・アビテブールはいい加減しびれをきらしてきているようだ。

アビテブールは最近ではメディアに対し露骨にレッドブルを批判するコメントを行っている。

■あと1か月は必要だとレッドブル

つい最近までのニュースでは、レッドブルでは次戦F1カナダGP(6月10日決勝)後に来季のエンジンサプライヤーを決める予定にしていると報じられていた。

だが、レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、そのタイミングで決定することはできないだろうと次のように語った。

「あと1か月ほどはかかるだろうね。6月末か、7月の頭かな。それが我々が常に話してきた時間枠だよ」

「我々はカナダで2つのエンジンを比較したいと思っている」

「モントリオール(カナダ)では少しばかり改善されたものを手にすることになるが、我々はそれらを最大限に利用する必要がある。それが我々にとって非常に重要なことなんだ」

■ルノーの課題は予選スピード

ホーナーは、レッドブルがルノーエンジンを継続使用する場合に最大の課題となるのが予選でのスピードだと考えているようだ。先週末に行われたF1モナコGPではダニエル・リカルドが圧倒的なスピードで今季初のポールポジションを獲得したものの、それまでの5レースの予選では一度もフェラーリとメルセデスを上回ることができていなかった。

「私の誤解でなければ、これまでの6レースで我々が5回ファステストをマークしている」(注:実際には4回)

そう語ったホーナーは次のように付け加えた。

「最後の予選セッション(Q3)でもっとパワーが得られれば、我々がメルセデスとフェラーリをすごく厳しい立場に追い込むことを妨げるものは何もないはずだ」

■3年契約ならレッドブルと続けたいルノー

先週末のモナコでは、決勝開始の1時間ほど前にホンダの首脳陣3人がレッドブルのモーターホームから出てきたところが目撃されていたという。ホンダとしても来季からレッドブルと組むことがいいのか、あるいは今季同様トロロッソだけにPU供給を行うほうがいいのか、さまざまな要素を検討しているはずだ。

アビテブールは、ルノーとしては来季もレッドブルへのPU供給を続けたいと思っていると次のように語っている。

「我々はレッドブルと続けたいと考えているよ。彼らが3年間契約を結ぶならね。そうすれば我々もセキュリティー計画を作り、もっと投資を行い、さらにリソースを増やすことができる」

■ホンダとルノーにとってカナダが正念場に?

カナダGPが行われるジル・ビルヌーブ・サーキットには各エンジンメーカーが新バージョンのPUを投入してくると考えられている。

そこでルノーPUを搭載するレッドブルが予選で強さを発揮することができれば、レッドブルとしてもホンダへのスイッチというリスクをとらずに来季もルノーで継続する可能性もありそうだ。

一方でホンダPUを搭載するトロロッソが今季の第2戦バーレーンGPで見せたように予選で3強チームに次ぐ位置を確保するような展開となれば、来季レッドブル・ホンダが誕生する可能性がさらに大きくなると考えていいだろう。

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