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【トロロッソ・ホンダ】ジェームズ・キー「Q3は可能だった。ポイント獲得を目指す」

2018年05月13日(日)4:41 am

F1第5戦スペインGPの予選を終え、トロロッソのジェームズ・キー(テクニカルディレクター)が振り返った。

●【予選結果】2018年F1第5戦スペインGPのQ1-Q2-Q3タイム、周回数、タイヤ

■ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)

「今日は不運な出来事が続きました。ブレンドンはFP3で大きなアクシデントを起こし、マシンのダメージがかなりひどかったので予選までに修復が間に合いませんでした。

このようなときは、時間をかけて詳細にわたってチェックし、負荷のかかるパーツに問題がないことを確認しなければなりません。

何よりも大切なのはドライバーが無事だったことで、ブレンドンは明日のレースに向けて回復できるでしょう。金曜日の走行では調子の良し悪しがばらつきましたが、マシンバランスが安定していませんでした。

しかし、昨夜見出したバランスを向上させる方向性を、ピエールがFP3で固めてくれました。彼はその感触に満足し、昨日よりも自信を持ってプッシュすることができていました。

予選は他のチームと差のない戦いになるとにらんでいました。ハースは少し優位にいるように見えましたが、ほかは予測ができず、Q3進出のチャンスもあると考えていました。

やはり僅差での戦いになったものの、残念ながらピエールは最後のアタックで少しアンダーステア傾向になり、第2セクターでコンマ数秒をロスしたことでトップ10に届きませんでした。

Q3は可能でしたが不満を言ってはいられません。トップ10のすぐ後ろにつけ、スタートタイヤも選べるので、明日はポイント獲得を目指して戦えるはずです」。

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