F1カナダGPのプロモーターを務めるフランソワ・デュモンティエが、もし2019年に北アメリカでのF1レースがもうひとつ増えても自分たちへの影響はほとんどないはずだと主張した。
■2019年にマイアミでのF1開催が濃厚に
このほどF1オーナーのリバティ・メディアが、2019年にフロリダ州マイアミにおいてアメリカ国内で2つめとなるF1レースを開催することになる可能性が高まったことを明らかにした。
もしそれが実現されれば、モントリオールで開催されているカナダGP、テキサス州オースティンで開催されているアメリカGP、メキシコシティで開催されているメキシコGPに加え、北アメリカで4つのF1グランプリが開催されることになる。
■カナダGPへの影響はない
だが、デュモンティエはマイアミでのF1開催が実現しても自分たちへの影響はあまりないはずだと『La Presse(プレス)』に次のように語った。
「マイアミGPは我々には何の影響もないだろう」
「F1が物流面を担当しているし、我々は2029年までの10年契約に調印したばかりだ」
デュモンティエはさらに、マイアミでのレースが増えることにより毎年6月に開催されてきているカナダGPの開催時期に影響が及ぶこともないはずだと次のように付け加えている。
「これまでそのこと(日程変更)が話し合いの中に出てきたことは一度もない。これが今後問題となることはないと思っているよ」
■マイアミでのF1開催は10月?
マイアミで計画されているF1市街地レースの名称など詳細はまだ不明だが、伝えられるところによれば開催時期は現在アメリカGPとメキシコGPが開催されている10月になる可能性が高いと考えられているようだ。