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今季好調のライコネン その秘密は減量にあり?

2018年05月03日(木)16:45 pm

キミ・ライコネン(フェラーリ)のトレーナーが、シーズンオフの間にライコネンが3.2kgの減量を行っていたことを認めた。

ライコネンに関しては今年は以前よりもスリムになり、体調もこれまでよりもよくなったように見えると報じられていたが、ライコネン本人がそうした報道を否定していた。

だが、これまで長年にわたってライコネンの理学療法士を務めてきたマーク・アーナルはフィンランドの『Iltalehti(イルタレティ)』に次のように語った。

「今年のウィンターシーズンはキミの体重を落とすことに専念したよ」

「この冬の間に私はキミの体重を3.2km減らすことに成功した。彼の今の体重はちょうど70kgだよ」

アーナルは、F1マシンに効果的な重量配分を実現するためにはドライバーの体重は軽ければ軽いほど有利なのだと次のように付け加えている。

「もしクルマのフロントの回頭性をよくしたければ、彼らはフロントに重量を配分しようとする。そしてリアタイヤのグリップをもっと高めたいと思えば、彼らは後方に重量を移すんだ。そして。もしドライバーの体重が重すぎれば、それはうまくいかないんだ」

今季はまだ優勝はないものの3度表彰台に上っているライコネンだが、フリー走行や予選ではチームメートのセバスチャン・ベッテルを脅かすほどの速さを示すなど好調ぶりが目立っている。減量だけがその理由だとは言えないかもしれないが、38歳のライコネンのフィジカルコンディションがかなりいいのは事実だろう。

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