マクラーレンのストフェル・バンドーンが、バクー市街地サーキットで行われる2018年F1第4戦アゼルバイジャンGP(29日決勝)を前に次のようにコメントした。
■ストフェル・バンドーン
「バクー市街地サーキットはかなり厳しいけれど、楽しめるサーキットでもあるんだ。ドライバーにとってはかなり腕が試されるところだよ。昨年、まさに古都の歴史的中心部を走ったのは本当にクールな経験だった。そして、その狭い市街地での追い越しは難しいよ」
「とは言うものの、昨年は行列のようなレースを見ることはなかったし、次の週末にはこのサーキットが僕たちに投げかけるドラマを僕たちがうまく生かすことができるよう期待しているよ。昨年は長いストレートの最後でしか本当の追い抜きチャンスはなかったから厳しかったし、僕たちにとっては今回も難しいレースになりそうだ。だけど、MCL33(マクラーレン2018年型車)でどういうことが可能なのか様子を見て行くよ」
「正しい戦略を展開する必要があるけれど、同時に、日曜日(決勝)のスタートが僕にとっては重要になると思う。今年これまでのレースでは最高のスタートを決めることができていないし、ここでの追い抜きは難しいからできる限り上のスターティングポジションを獲得できるよう頑張る必要がある」
「中国ではハードに戦ったけれど、僕はフロアにちょっとダメージを負ってしまって、そのためにスピードを上げることがすごく難しくなってしまっていたんだ。中団グループの戦いは厳しくなるだろうし、レースではできる限りの進歩を果たしたいと思っているよ」