ルイス・ハミルトンが来季以降もメルセデスに残留することがほぼ確定と思われる状況となってきたようだ。
ハミルトンと現在のメルセデスとの契約は今季までとなっている。ハミルトンとメルセデスはどちらも2019年以降も契約を更新することに前向きだと言われているが、ここまでのところ“詳細部分”に関する交渉が長引いていると伝えられており、まだ正式合意には至っていない状況だ。
■メルセデスをさらなる成功に導きたいとハミルトン
だが、今後の見通しについて最近質問を受けたハミルトンは次のように答えた。
「僕の将来に向けての望みは(メルセデスで)続けることだよ」
「僕はこのチームをこれまでよりもさらに成功に導きたいと思っているんだ」
「メルセデスを歴史上最も成功をおさめたF1チームにするための旅に僕も参加したいと思っている」
■メルセデスにドライバー人生をつぎ込みたい
昨年キャリア通算4回目のF1王者に輝いたハミルトンだが、シーズン後にはあまりF1を長く続けるつもりはないし、すぐにやめてしまうかもしれないとF1引退の可能性を示唆するようなコメントを行っていた。
だが、今のハミルトンはメルセデスと長期契約を結びたいと考えているようだ。
「僕のドライバーとしての寿命を通じて、できる限り戦いたいと思っている。そうすれば誰かが追いつこうとしてもすごく長い時間がかかるだろうね」
そう語った33歳のハミルトンは次のように付け加えた。
「そうすれば赤いクルマや赤いチーム(フェラーリ)を本当に苦しめることできると思うんだ。だから、それが僕の目標だよ」