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ルクレール「チームメートのエリクソンは過小評価されている」

2018年04月24日(火)5:15 am

今季ザウバーでF1デビューを飾ったシャルル・ルクレールが、チームメートのマーカス・エリクソンはもっとリスペクトされていいはずだと主張した。

モナコ出身ドライバーである20歳のルクレールはフェラーリのドライバー育成アカデミーメンバーであり、2017年にはF2で年間チャンピオンに輝いた実績を持っている。F1関係者の間ではルクレールのF1初年度の活躍に期待する声も多いようだ。

一方、今年で5年目のF1シーズンを迎えているエリクソンに関してはあまり評判がよくないのは事実だ。2014年にケータハムでF1デビューし、2015年以降はザウバーに所属しているエリクソンだが、これまでは常にチームメートの後手に回ることが多かったためだ。

だが、今年はこれまでに行われた3レースの予選ではエリクソンがルクレールを2勝1敗でリード、決勝でもエリクソンがリタイアに終わった開幕戦を除けば第2戦バーレーンGP、第3戦中国GPでもエリクソンの方がルクレールよりも前でゴールしている。

■エリクソンに対する評価は間違っている

ルクレールはそのエリクソンについて『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。

「彼はすごくいいドライバーだよ」

「彼の評判はよくないけれど、僕はそういう評価は彼にはふさわしくないと思っている」

「彼はすごく速くて、僕は苦戦を強いられてきた。だけど、僕は彼から多くを学ぶことができるし、これからもそうできることを期待しているよ」

■今季の好調は減量の成果

一方、2009年には日本でF3チャンピオンに輝いたこともある27歳のエリクソンもルクレールについて「これまでで最高のチームメートだよ」と称賛し、次のように付け加えている。

「彼は本当にすごく速いんだ。だけど、僕自身も改善できたと感じているよ」

今季の第2戦バーレーンGP決勝で9位入賞を果たして50戦ぶりにポイントを獲得したエリクソンだが、今年の調子のよさはシーズンオフの間に行った減量のおかげだと考えている。

「これまではそれ(体重)でずっと不利だったんだ」

「そのことをみんなに説明しようとしても誰も考慮してくれないからつらいよ」

そう語ったエリクソンは次のように付け加えた。

「だけど今は、僕に何ができるのか、僕がドライバーとしてどれほど成長したのかを示すための素晴らしいチャンスを迎えていると思っているよ」

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