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ハミルトンのメルセデス残留に自信を見せるニキ・ラウダ

2018年04月19日(木)17:15 pm

メルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダが、ルイス・ハミルトンはそのうち新しい契約書にサインし、2019年以降もチームにとどまることになるだろうと語った。

■いまだに決着を見ないハミルトンの契約問題

今年でメルセデスとの現在の契約が満期を迎えるハミルトンだが、3月初旬ころには2018年シーズンが開幕する前に2019年以降の新たな契約を取り交わすことになるだろうと考えられていた。

だが、その後ハミルトンとメルセデスとの間に意見の相違が見られることで両者の交渉が長引いてしまっている。そして、ハミルトンが2019年にフェラーリに移籍する可能性もありそうだとの推測記事すら報じられるようになっている。

■ハミルトンはメルセデスで続けるとラウダ

だが、伝説的元F1ドライバーでもあるラウダは、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にハミルトンとの交渉状況について次のように語った。

「あとは詳細に関することだけなんだ」

「ルイスは我々のところで走り続けることになるよ」

■ハミルトンはメルセデスで続けるとラウダ

だが、ラウダは同時に、ハミルトンとの交渉はまるでジェットコースターのようなものだと認めている。つまりハミルトンの調子がいいときと、ここ2戦でそうだったように不調気味のときでは交渉における力関係に変化が生じるためだ。

「雰囲気によるところが大きいが、多かれ少なかれ(報酬が)高過ぎるという話になるものなんだ。常にその前に行われたレースがどうだったかということの影響を受けるからね」

そう述べたラウダは次のように付け加えた。

「だが、金は問題ではないよ。我々は原則的には合意できているんだ」

■最近の不振は契約問題とは無関係

今年は開幕戦オーストラリアGPでこそポールポジションを獲得したハミルトンだが、第2戦バーレーンと第3戦中国ではいずれも予選4番手という結果に終わっている。そしてまだ今季は1勝もあげることができていない。

最近の不調は契約交渉がうまく進んでいないことによる影響もあるのかと質問されたハミルトンは次のように答えている。

「僕はレースをしているときに契約のことなんて考えていないよ」

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