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ハミルトンとメルセデスは“危機的状況”にあるとビルヌーブ

2018年04月18日(水)16:58 pm

1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブが、現在のルイス・ハミルトンとメルセデスは“危機的状況”にあると語った。

2018年のF1もここまでに3戦が終わっているが、チャンピオンチームのメルセデスはいまだに優勝することができていない。これは2014年以降初めてのことだ。しかも、ハミルトンは開幕戦で2位、第2戦で3位、第3戦で4位と成績も下り坂状態となっている。

■ハミルトンが目覚めるのを待つしかない

2017年に通算4回目のF1ドライバーズタイトルを獲得した現F1チャンピオンのハミルトンについて、ビルヌーブは『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に次のように語った。

「ハミルトンは危機に陥っているし、タイトル獲得のためのポイントを失い続けている」

「だが、僕が思うに、メルセデス全体が危機に陥っているよ。今後彼らは(バルテリ)ボッタスに賭けるしかない。彼はタイトルにふさわしいドライバーではないがね」

「メルボルン(開幕戦オーストラリアGP)の予選では速さを見せたが、ルイスはもはやクルマを運転できる状態じゃない。かなり厄介な状況だよ」

「彼が危機に陥ると多くを失い、レースでも後方に沈んで眠り込んだようになり、攻撃的な姿勢がなくなってしまうのを目にしてきた。いつ彼が目覚めるのか、様子をみていくしかないよ」

■リカルドのいるレッドブルは危険な存在

一方、歯に衣着せぬ物言いをすることで知られる47歳のビルヌーブはレッドブルに対してもすぐにダニエル・リカルドとの契約更新を済ませるべきだと助言している。

「リカルドのいないレッドブルなど脅威ではないよ。だが、リカルドがいれば危険なチームとなる」

そう語ったビルヌーブは次のように付け加えた。

「彼は2年前のフェラーリ同様、F1タイトル獲得のために戦っている。彼にとってはすべてがうまく展開し、ライバルたちが逆に悪い展開となることが必要だね」

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