トロロッソ・ホンダのジョナサン・エドルズ(チーフ・エンジニア)が、上海インターナショナル・サーキットで行われた2018年F1第3戦中国GP(15日決勝)の初日を終え、次のように語った。
●【FP2結果】2018年F1第3戦中国GPフリー走行2回目のタイム差、周回数
【ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)】
FP1 ベストラップ: 1:36.037、ポジション 11番手、21ラップ
FP2 ベストラップ: 1:34.849、ポジション 12番手、33ラップ
【ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)】
FP1 ベストラップ: 1:36.715、ポジション 16番手、23ラップ
FP2 ベストラップ: 1:35.333、ポジション 15番手、37ラップ
■ジョナサン・エドルズ(チーフ・エンジニア)
「プラクティス1では、前戦でとても効果があったエアロパーツのセットアップをさらに発展させたものをマシンに導入しました。
ただ、マシンにいくつかの小さな不具合があったおかげで、とても忙しいセッションとなりました。
ブレンドン車のフロントウイングに鳥がぶつかり、少しダメージを負ってしまい、またフロアも破損していたため、セッション中にフロアの交換を行いました。そのため、ブレンドンの走行プランはすこし予定通りにいかない部分がありました。
ピエールに関しては、当初の予定を完了し、新しいパーツをテストすることができました。これはうまく機能していたので、プラクティス2でも引き続き使用しています。
今日は風が強く、コーナーごとのデータが均一ではなかったので、マシンのバランスを分析するのが非常に難しかったです。
プラクティス2では、予選に向けたタイムアタックと、ロングランのパフォーマンスを重点的にテストしました。マシンのバランスは改善できましたが、ショートランとロングランで最大限の性能をまだ引き出せていないので、それが今夜、取り組むべき課題になります。
セッションの最後には雨が降り出したため、その時点で行っていた冷却テストのデータをすべて収集できず、テストを完了できませんでした。しかし、これはより長期的な目線で取り組んでいるものなので、今週末に向けては大きな影響は出ないでしょう」。
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