F1第2戦バーレーンGP決勝レースが日本時間9日(月)0時10分から行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが開幕から2連勝を飾ったが、レース後、2台にペナルティが科されたことで順位変動があった。
●【写真:正式レース結果】F1第2戦バーレーンGPのタイム差、周回数、ピット回数
■1:セルジオ・ペレス、30秒加算
セルジオ・ペレス(フォース・インディア)に30秒加算のペナルティが科された。
12番グリッドだったペレスは、フォーメーションラップの1コーナー手前で11番手のブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)を抜いてしまい、その後、順位を元に戻そうとしなかった。
また、フォーメーションラップ開始時のハートレーに著しい遅れはなかった。
これにより10秒のストップアンドゴーペナルティを科すことにしたが、この裁定が下されたのはレース後だったため、レース結果に30秒加算することになった。
■2:ブレンドン・ハートレー、30秒+2ペナルティポイント加算
もう一人のペナルティは、上記ペレスに関連したハートレーだ。
ペレスに抜かれたハートレーは、最初のセーフティカーラインまでに順位を戻せず、その場合にはピットレーンスタートになると定められているが、それもしなかった。
この結果、ハートレーにも10秒のストップアンドゴーペナルティが科されたが、この裁定が下されたのはレース後だったため、レース後タイムに30秒が加算された。さらに2ペナルティポイントまでも加算されてしまい、12ヶ月累計で4ペナルティポイントとなった。
■正式リザルトに変動
このペナルティにより、セルジオ・ペレスは12位から16位へ、ブレンドン・ハートレーは13位から最下位の17位へ降格されることになった。
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