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ハミルトンの新契約は年俸66億円?

2018年04月06日(金)5:01 am

メルセデスのモータースポーツ責任者であるトト・ヴォルフが、ルイス・ハミルトンとの新たな契約はすでに「結ばれたも同然だ」と語った。

これまでに伝えられていたところによれば、ヴォルフは今季限りで契約が満了となるハミルトンと新たに2019年以降の契約を結ぶための交渉を続けてきており、当初開幕戦オーストラリアGPが行われる前に調印にまでこぎつけたいと希望していたようだ。

だが、うわさでは、ハミルトンとメルセデスとの間で契約の細部について意見の相違が見られたことでまだ両者が合意に至ることができていないようだと言われている。

■契約は結ばれたも同然だとヴォルフ

しかし、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は、ヴォルフが今週次のように語ったと報じている。

「もう(契約は)終わったも同然だよ」

「我々は完全に同じ考えでいる。だが、こういう契約は対処すべき付帯項目がたくさんあって100ページ以上にもなるんだ。まずはそれをやり終えなくてはならないんだ」

■ハミルトンの新年俸は約66億円か

『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』によれば、ハミルトンとメルセデスとの新契約は2019年から2021年までの3年契約となり、その報酬総額は1億8,400万ドル(約197億円)に及ぶものになるという。それが事実であれば、ハミルトンは1年あたり66億円近くを稼ぐことになる。

ちなみに、現在のハミルトンの契約は基本年俸が約38億円でそれにボーナスがプラスされて最大54億円に到達する可能性があるものになっていると言われている。

■ハミルトンにはそれだけ払う価値があるとベルガー

世界最高峰自動車レースのエースドライバーとはいえ1人のドライバーがそれほどの報酬を得るのは妥当なことなのかという疑問も出てくるが、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーはハミルトンにはそれくらいの報酬を支払う価値があると次のように語っている。

「ルイスがいなければ、メルセデスはフェラーリとレッドブルに次ぐ3番手にしかならないだろう。ハミルトンは現役では最速のドライバーだ。彼が違いを生み出すことができるんだ」

「だから、メルセデスは彼をとどめるためにあらゆる手を打つべきだよ」

■開幕戦のミスは繰り返さないとヴォルフ

一方、そのハミルトンから今年の開幕戦勝利を奪うことになってしまったのはメルセデスのピット戦略での計算ミスだったことが明らかになっている。

ヴォルフは、今週末のF1バーレーンGP(8日決勝)では絶対にそういうミスは繰り返さないと次のように語った。

「我々は何がまずかったのかを確認してそれを理解した。今後そういったことを繰り返すわけにはいかないからね」

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