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フォース・インディア、今季は名称を変更せず

2018年03月22日(木)16:44 pm

チーム名称変更の可能性があったフォース・インディアだが、どうやら2018年シーズン中に新たな名前に変わることはなさそうだ。

フォース・インディアに関しては少し前からリッチエナジーというイギリスの飲料メーカーが同チームの買収を目指して動いていると言われており、今後グローバルなマーケットに訴求していくために「インディア」という語をチーム名称からはずすことになるだろうと見られていた。

だが、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』がこのほど、少なくとも2018年シーズン中にフォース・インディアのチーム名称が変わることはないだろうと報じている。

同誌によれば、フォース・インディアとリッチエナジーの契約はまだ結ばれておらず、昨年からチームのメインスポンサーを務めているBWTとの間で行われていた名称変更に関する交渉も実を結ぶには至っていないという。

「タイトルスポンサーもつかず、新たなオーナーも誕生しないということは、新しい名称もないということだ」と『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は書いている。

仮に、2018年シーズン中に新オーナーとの契約が成立したとしても、その時点でチーム名称を変更するのは非常に難しいと考えられている。F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が混乱を招くことを避けるために名称変更を認めない可能性が高いためだ。

2016年と2017年に2年連続でコンストラクターズランキング4位となったフォース・インディアだが、今季はほかの中団グループチームが改善を見せており、かなりの苦戦が予想されている。

最近メルセデスAMGを率いるトト・ヴォルフ(エグゼクティブディレクター)が、3強チームに次ぐ位置にくる最有力候補はハースだろうと語ったことが報じられている。

そのハースでチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは今季のF1開幕戦オーストラリアGP(25日決勝)の舞台となるメルボルンで「多くのクルマが0.5秒以内にひしめく形になるだろう」と予想し、次のように付け加えている。

「最大の脅威となるのは、ルノー、マクラーレン、そしてフォース・インディアだよ」

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