ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

今年も最強はメルセデス?予想では1周あたり1秒の差

2018年03月10日(土)16:16 pm

2回に分けて合計8日間で行われたバルセロナでのシーズン前テストも終わり、いよいよ約2週間後に2018年のF1開幕戦オーストラリアGP(25日決勝)を迎えるところにまできた。

シーズン前テストの結果を見れば、上位はやはりメルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルという3強が占めることはまず間違いないと考えられている。だが、昨年は3番手に終わったレッドブルが今季はその差を縮めてくるのではないかと見られている。

■メルセデスがライバルより1周あたり1秒速い?

事実、バルセロナでのテストではGPS(衛星測位システム)を用いて各チームのクルマの分析も行われているが、その分析結果によれば今年はメルセデスAMGとレッドブルが強く、それにフェラーリが続く形になるだろうと考えられているようだ。

さらに、予選ではメルセデスAMGとレッドブルはかなり接戦となるものの、長い距離を走行することになる決勝ではメルセデスAMGの方がレッドブルよりも1周あたり1秒ほど速い可能性があるとの分析結果が出たという。

だが、メルセデスAMGで2年目のシーズンを迎えるバルテリ・ボッタスは、「僕たちがほかのクルマより1秒も速いなんてことは絶対にないよ」と主張している。

■差を生むのはエンジンだとレッドブル首脳

どちらの予想が正しいのかは、実際にレースが始まってみないと分からない。

しかし、レッドブル首脳のヘルムート・マルコは、どれほどの違いが出るにせよ、それはPU(パワーユニット)と呼ばれるエンジンの差によるものだと考えている。

「我々の方がいいシャシーを持っているよ」

ルノーPUを搭載するレッドブルのマルコはドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にそう語ると次のように付け加えた。

「違いはエンジンだ」

■メルセデスPUのパワーの秘密は?

さらに、レッドブルの最高技術責任者であり天才F1カーデザイナーとも称されるエイドリアン・ニューイは、ルノーPUとメルセデスPUの大きな違いは燃料とともに燃焼されるオイルの量だと次のように語った。

「我々のオイル消費量は100リッターあたり0.1リッターだ。メルセデスとフェラーリは制限値いっぱいの0.6リッターまで行っているよ」

現在のF1ルールでは、使用する燃料やその消費量について厳密な制限が課せられている。だが、近年このルールをかいくぐってオイルを一緒に燃焼させることでより大きなパワーを得ているメーカーがあると言われており、F1統括団体FIA(国際自動車連盟)もそれを制限するための厳しいルールを新たに設けたという経緯がある。

■フェラーリも最大限にオイルを利用?

バルセロナテストではセバスチャン・ベッテルが駆るフェラーリ2018年型車の後部からオイルが燃焼したものだと思われる白煙が上がったシーンが目撃されていた。それはフェラーリがオイルを最大限に利用しようと試みている証拠ではないかとも考えられているようだ。

ベッテルは、その白煙発生は大きな問題ではなかったと語りつつ、次のように付け加えていた。

「まだ理解すべきいくつかのパズルが残されているよ」

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