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【ホンダF1】「4日間でPUは1台。データ異常は残念だがチームはいい形で機能」

2018年03月10日(土)6:55 am

スペイン・バルセロナサーキットで行われた第2回F1プレシーズンテスト最終日となる4日目も好天に恵まれ、この日はブレンドン・ハートレーが走行を担当。午前9時のテスト開始とともにコースインし、精力的にテストが行われた。

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ランチブレイク前までのテスト前半、ハートレーは自身のベストラップを更新する1分18秒949をマークし、91周を走行。午後2時からはロングランを中心にテストを重ねていたが、レースシミュレーションの最終盤、パワーユニットのデータに異常が見つかった。分析に時間を要するため、セッション終了2時間ほど前に、チームはテスト終了を決定。ただし、予定していたプログラムはほぼ完了した。

ハートレーはトータルで156周を走行し、第2回テストを締めくくった。

第2回テストは、本日で最終日を迎え、4日間の日程を終了した。この4日間、レッドブル・トロロッソ・ホンダは大きなトラブルもほとんどなく、1台のPUのみでトータル498周を走り、多くのテストプログラムを消化。開幕に向けた準備を順調に進めた。

■田辺豊治(Honda F1 テクニカルディレクター)
ドライバー:ブレンドン・ハートレー
カタルニア・サーキット(スペイン・バルセロナ)全長:4.655km
周回数:156周
ベストラップタイム:1分18秒949

「今日は、昨日のガスリーとほぼ同じプログラムでハートレーが156周を走行しました。それぞれの選手がレースシミュレーションを終了することができたのは大きな成果だと思います。

テスト2では、1台のPUを継続して使用してきました。本日終盤にデータの異常が発生し、そのままテスト終了になったことは大変残念です。ただし、ウインターテスト全体で考えると、多くのテストを行い、有用なデータを収集することができました。

また、今回初めて8日間のサーキットオペレーションをトロロッソと一緒に行いました。互いにオープンで率直なコミュニケーションが取れており、チームとしていい形で機能しています。

まだシーズン前のテストが終わっただけの段階ですが、理想的なスタートを切ることができました。2人のドライバー、そしてトロロッソとメルボルンで開幕戦を迎えることが非常に楽しみです」。

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