6日、ジュネーブモーターショーにおいて、2018年12月より『ABB FIAフォーミュラE選手権』に投入される新世代マシンを初お披露目した。
すでに画像では発表されていたものの、報道陣の前でお披露目されるのはこれが始めてだ。
この発表会には、FIAジャン・トッド会長、創立者でCEOのアレハンドロ・アガグらが出席。従来、アンベイルは人の手によってされるのが慣例だが、ここではタイトルスポンサー『ABB』によるロボットアームでアンベイルされたのも未来を感じさせた。
■FIAジャン・トッド会長
「FIAフォーミュラEの第2世代は、本当に未来のクルマのようです。クルマのパワー出力を増やし、2倍にしたことは、(フォーミュラE開始から)わずか4年の進歩を見ても大変な努力の結果です。
非常に多くのメーカーのサポートにより、フォーミュラEは引き続き電気自動車技術の開発を推進し、世界中の多くの都市で持続可能なモビリティを推進していきます」。
■創立者兼CEOアレハンドロ・アガグ
「私も直接、完成車を見たのはこれが初めてです。さらに洗練されており、華やかにクローズアップされています。
第2世代を強力に推進してくれたFIAジャン・トッド会長に感謝申し上げます。
このモデルは、他のシングルシーターとフォーミュラEをビジュアル的に区別しています。人々はこのクルマを見た時、『フォーミュラEだ』と言うでしょう。それは未来なのです」。
また、会場にはF1前CEOのバーニー・エクレストンも来場していた。
On the lunch menu at the Geneva Motor Show today, humble pie #GIMS2018 pic.twitter.com/pFvYZNnmBt
— ABB Formula E (@FIAFormulaE) 2018年3月6日
■【動画】アンベイルも実に未来的だ
Clear the stage for the @FIAFormulaE Gen2 car! #DHLFormulaE #DHLMotorsports pic.twitter.com/c9ZkJODZOX
— DHL_Motorsports (@DHL_Motorsports) 2018年3月6日