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ウィリアムズ「メルセデスPUに疑問を抱いたことはない」

2018年03月06日(火)16:45 pm

ウィリアムズがF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)に対してメルセデスが顧客チームに適正にPU(パワーユニット)を供給しているかどうか取り締まりを行うよう求めたという報道がなされたが、ウィリアムズ側がこれを強く否定した。

2018年のF1シーズンを迎えるにあたり、FIAはエンジンサプライヤーに対して顧客チームにも同じPUを供給しなくてはならないとの通達を行った。

FIAがF1エンジンメーカーに対してこうした通達を行うのはまれなことであり、これはどうやらウィリアムズがFIAに働きかけを行っていたようだとのうわさがささやかれていた。

■ウィリアムズがメルセデスPUに疑念?

2014年と2015年にはコンストラクターズランキング3位の位置にいたウィリアムズだが、2016年と2017年には3強チームばかりでなく、フォース・インディアにも追い越されてランキング5位にとどまってしまった。特に2017年は同じプライベートチームであるフォース・インディアに年間で100ポイント以上の差をつけられてしまうというショッキングな成績に終わっている。

こうしたこともあり、ウィリアムズとしてはこうした結果となった原因のひとつはメルセデスが顧客チームに対して自らのワークスチーム用とは違う性能が劣るPUを供給しているのではないかとの疑いを持っているとのうわさがささやかれていた。

■報道は事実無根だとウィリアムズ

だが、ウィリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズはそうした事実はないと否定している。

「メルセデスから供給されるパワーユニットの同等性に疑問を抱いたという指摘に対し、私たちは異議をとなえます」

「私たちは、メルセデス、フォース・インディア、そして私たち自身が使用しているパワーユニットはハードウエアとソフトウエアの両面において同一のものであると固く信じています」

そう語ったクレア・ウィリアムズは、次のように付け加えた。

「私たちとメルセデスには素晴らしいプロフェッショナルな人的関係があります。そして私たちは自分たちが始めたいい仕事を続けていくことにしっかりと焦点を合わせています」

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