F1プレシーズンテスト4日目がスペインのバルセロナサーキットで行われた。前日は降雪と低気温によりほとんど走行不可能な状態だったが、この日の朝はウェットタイヤ、そして午後はドライタイヤで走行できるまでにコースは改善した。
■トロロッソ・ホンダ、最高速でメルセデスに並ぶ
プレシーズンテストで最も重要なのはF1マシンの信頼性を高めることだが、テスト4日目の今日、147周という最も多い周回数をこなして信頼性の高さを見せたのはトロロッソ・ホンダだった。
そして、もう一つ気になるのはスピードだ。当然、ウイングのセッティングにより最高速度は変わるのだが、遅いよりは速い方が良いのは当然だ。
この3年間、最も信頼性が低く、最も遅いパワーユニットだったホンダだが、この日は最も高い信頼性と、最強最速のメルセデスと遜色ない速さを見せつけた。
来週は徐々にペースを上げてくるが、ラップタイムがどれほど向上するか、世界が注目している。
■テスト4日目:スピードトラップ
P | KPH | ドライバー | チーム | PU |
---|---|---|---|---|
1 | 336.4 | マグヌッセン | ハース | フェラーリ |
2 | 334.3 | ベッテル | フェラーリ | フェラーリ |
3 | 333.3 | ハミルトン | メルセデス | メルセデス |
4 | 333.3 | ガスリー | トロロッソ | ホンダ |
5 | 331.2 | ストロール | ウィリアムズ | メルセデス |
6 | 331.2 | ペレス | Fインディア | メルセデス |
7 | 329.2 | ルクレール | ザウバー | フェラーリ |
8 | 326.2 | ボッタス | メルセデス | メルセデス |
9 | 324.3 | アロンソ | マクラーレン | ルノー |
10 | 320.4 | サインツ | ルノー | ルノー |
11 | 320.4 | エリクソン | ザウバー | フェラーリ |
12 | 319.5 | シロトキン | ウィリアムズ | メルセデス |
13 | 316.7 | バンドーン | マクラーレン | ルノー |
14 | 313.0 | フェルスタッペン | レッドブル | ルノー |
15 | 313.0 | ヒュルケンベルグ | ルノー | ルノー |
SPEED TRAPS@KevinMagnussen is quickest of all for Haas on the last day of the first test #F1 #F1Testing pic.twitter.com/lnXvGvSHLQ
— Formula 1 (@F1) 2018年3月1日