F1は2019年シーズンに向けて空力パーツ類のシンプル化に取り組むことになりそうだ。
今年もすでに各チームの新車が発表されているが、空力パーツは年々その形状が複雑化する傾向にあるのは確かだ。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、特にF1カーのサイドポッドやリアウイングの形状が複雑化したことにより、そこに設けられるスポンサーロゴなどが判読しづらくなるという問題も発生しているとしている。
こうしたことから、各チーム、そしてF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)やF1オーナーのリバティ・メディアは2019年シーズンに向けて空力パーツの形状をもっと単純化する方向で検討を開始しているようだ。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、サイドポッド全面に取り付けられる“バージボード”はこれまでよりも小さいサイズに規制されるとともに、“スロット”と呼ばれるパーツは禁止されることになるかもしれないと予想しつつ、次のように付け加えている。
「4月に行われる戦略グループの会議においてどの提案を採用するかについて投票が行われることになるだろう」