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メルセデスPUが1000馬力到達ならライバルは苦戦必至

2018年02月27日(火)19:25 pm

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、2018年もメルセデスAMGのライバルたちが苦戦を強いられる可能性があると示唆した。

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スペインのバルセロナで行われた今年のF1シーズン前公式テスト初日(26日)には、レッドブルのダニエル・リカルドがメルセデスAMGやフェラーリを抑えてトップタイムを刻んでみせた。

■まだメルセデスとの差はあるとホーナー

一見、2018年シーズン開幕に向けてレッドブルが最高のスタートを切ることができたように見えるが、ホーナーはセッション後のインタビューで今季の目標を尋ねられると次のように答えた。

「トップとの差を縮めたいと思っているよ」

「メルセデスAMGがチャンピオン候補だし、もし彼らのエンジンが1000馬力に達したといううわさが本当であれば、彼らは大きな自信を持ってシーズンに臨むことができるだろうね」

■今年はルノーPUにも期待ができる

現在レッドブルが搭載するルノーのPU(パワーユニット)は、昨年は深刻な信頼性不足を抱えたのに加えパフォーマンス面でもメルセデスやフェラーリには及ばず“3番目のエンジン”というポジションがすっかり定着してしまっていた。

だが、ホーナーはそのルノーPUについて次のように語った。

「私は新たなシーズンに向けて、ルノーはこれまで以上にいい準備ができていると見ている」

「もし信頼性が高まれば、彼らはパワー向上に動くことができる。我々はルノーの顧客としてあらゆるレースとF1タイトルを勝ちとってきたんだからね」

■開幕戦に新パーツ登場の可能性も?

ホーナーはさらに、今季のF1開幕戦オーストラリアGPにはレッドブルやその最大のライバルであるメルセデスAMGやフェラーリが新たな改良パーツを持ち込んでくる可能性もあると示唆し、次のように付け加えた。

「来週は本当に興味深いものになるだろうね。特に、3強チームがもはやライバルチームが対応するための時間がない段階で新しいパーツを持ち込んできたりすればね」

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