2017年にトップ争いを演じたメルセデスAMGとフェラーリが共に22日(木)に2018年シーズンを戦う新型F1マシンを公開した。
今年は技術ルールには大きな変更はないため、メルセデスAMGもフェラーリも基本的には昨年のクルマをベースに、それを進化させたF1マシンを投入してきたようだ。
最大のライバルであるメルセデスAMGの新車映像を見たフェラーリのセバスチャン・ベッテルは次のように語った。
「今年もメルセデスAMGが指標となるだろう。だけど、僕たちも部外者的役割にとどまるつもりはないよ」
だが、ベッテルは各チームの新車発表会を見ただけでは、どのチームのクルマが2018年シーズンに強敵となりそうかを判断するのはまだ早すぎると考えている。
「確かに、ほかのクルマのプレゼンテーションを見て、設計者たちに彼らの意見を聞いている」
「だけどまだ判断するのは困難だよ。写真の品質やアングルが大きな役割を演じているからね。だから、テストが始まってから初めて評価ができるだろうね」
そう語ったベッテルは、次のように付け加えた。
「だけど、ここまでのところ、ほかのクルマには心配すべきようなものは何も見られなかったと言えるよ」