シーズン開幕に先駆けて2018年型F1マシンで最初のクラッシュを演じたのはレッドブルのダニエル・リカルドだった。
19日(月)にインターネットを通じて仮のカラーリングが施された2018年型車「RB14」を発表したレッドブルだが、この日リカルドがシルバーストンで新車の初走行も行っていた。
これは“フィルミングデー”と呼ばれる宣伝活動のため、一定の制約のもとに走行が認められているものだ。あいにくの雨となったシルバーストン・サーキットでRB14の初走行を行ったリカルドは次のようにその感想を語っている。
「2周しただけだから分からないけれど、クルマに乗って最初に受けた感触はよかったよ」
「こういう悪コンディションにおいても、すでにクルマの後部がかなり落ち着いているのを感じることができるよ。勇気づけられる初期兆候だよ」
一方、レッドブルが出したリリースには書き添えられていなかったものの、リカルドはこの走行中にクラッシュを演じていたようだ。いくつかの報道によれば、リカルドは軽くではあるもののバリアに接触してしまい、これによってクルマはある程度のダメージを負ってしまっていたようだ。
このことについて質問を受けたレッドブルの広報担当者は、『The Sun(サン)』紙に次のように答えている。
「バルセロナ(26日から始まるシーズン前テスト)に向けて問題は何もないよ。大丈夫だ」