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アロンソ「F1とWECかけもちは今の自分には不可能ではない」

2018年02月20日(火)17:06 pm

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が、F1とWEC(世界耐久選手権)をかけもちで戦うことになる2018年シーズンに向けて不安は何もないと主張した。

■超人的スケジュールに挑戦するアロンソ

2018年のF1は過去最多タイとなる年間21レースが行われる。アロンソはこれに加えて2018-2019年シーズンのWEC全戦にも出走することになっており、2018年中には5戦に出走することになる。

これにより、アロンソは5週間連続でレースに臨むのが年間に2回、3週連続レースが3回と、ほとんど休む間もないかなり過酷なスケジュールをこなす必要がある。

■可能なのは今だけだとアロンソ

36歳という年齢を考えれば、このスケジュールに対応するのは難しいのではないかと尋ねられたアロンソは笑いながら母国スペインの『Marca(マルカ)』に次のように答えた。

「いや、僕はまだ白髪頭じゃないし」

「まじめな話、僕の体調はいいんだ。10年前にこういう挑戦を行うのはすごく難しかっただろう。あるいは不可能、もしくは間違いだったとも言えるだろう」

「だけど、今はそれに対応できると100%の自信を持っているよ。僕はF1のやり方も、インディ500などほかのカテゴリーのやり方も分かっている。どう旅をすればいいかも分かっているし、今では対応可能な状態にあるんだ」

「こういうプログラムがこれまでに実現されなかったのはそのためなんだ。ほぼ不可能だからね。それができるのはスポーツのキャリアにおける特定の瞬間だけなんだ。今の僕みたいにね。そして誰にでもそうできるというわけじゃない」

■今年は綿密なスケジュール管理が必要に

実際のところ、F1とWECの両シリーズの開幕を控えたアロンソは、WECトヨタチームのLMP1プロトタイプのテストを行ったり、イギリスにあるマクラーレンのファクトリーで2018年型F1マシンをチェックしたりするなど、かつてないほど忙しい冬を過ごしているのは確かだ。

「今年は細かいことまですべて明確にしておくことが重要になるだろうね」

そう語ったアロンソは、次のように付け加えた。

「11月に行われる最後のグランプリにも非常にいい状態で臨むためには、1年全体を通じてほぼ1日単位で計画しておかなくてはならないよ」

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