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ウィリアムズの新スポンサーがセルゲイ・シロトキンとの関連を否定

2018年02月14日(水)17:48 pm

2018年にウィリアムズのスポンサーを務めることが発表されたアクロニス(Acronis)社が、今季ウィリアムズからF1デビューを飾ることになったロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンとの関係を否定した。

■ウィリアムズの新スポンサーはロシア系

このほど、ロシア生まれのシンガポール人であるセルゲイ・ベロウソフが共同設立したIT企業アクロニス社がウィリアムズのスポンサーに加わることが発表された。

アクロニスはスイスに本社を置く多国籍企業だが、ベロウソフを含む共同設立者たちはいずれもロシア人もしくはロシア系であり、昨年シロトキンがリザーブドライバーを務めていたルノーF1や、やはりロシア人ドライバーのダニール・クビアトが昨年まで所属していたトロロッソのスポンサーも務めている。

だが、クビアトがF1シートを失った後、アクロニスはシロトキンがシートを獲得したウィリアムズと新たにスポンサー契約を結んだことになる。詳細は不明だが、アクロニスが今後ルノーやトロロッソへの支援をストップするかスポンサー料を減額してその分をウィリアムズに回すのではないかとの見方もあるようだ。

■シロトキンの存在はプラスだが契約との直接的関係はない

だが、ベロウソフは今回の決定はシロトキンとは関係のないことだとロシアの『Championat(カンピオナ)』に次のように語った。

「我々がウィリアムズとの交渉を開始したのはかなり前のことだったんだ」

「(当時)セルゲイはルノーの一員だったし、そのままそこにとどまるか、あるいはトロロッソへ行く可能性もあった」

「我々が(ウィリアムズと)合意に至ったのはセルゲイとの契約があったからではないよ。もちろん、彼がウィリアムズにいるという事実はプラスになるし、それもあってウィリアムズとの契約が好ましいと考えたがね」

22歳のシロトキンがロバート・クビサとのシート争いに勝ってウィリアムズのシートを確保できたのは、スポンサーであるロシアのSMP銀行による多額の資金援助が大きな役割を演じたものだと考えられている。

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