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グリッドガール廃止は「女性差別」

2018年02月07日(水)17:20 pm

1984年から2001年までマクラーレンのコーディネーターとして活躍したメキシコ出身のジョー・ラミレスが、F1がグリッドガール廃止に動いたことに対する反論を行った。

もともとはエンジニアとしてティレルなどでF1活動に携わっていたラミレスだが、昨年からF1の新オーナーとなったリバティ・メディアがF1の伝統のひとつとなっていたグリッドガールを廃止し、そのかわりに「グリッドキッズ」と呼ばれる子供たちを登場させることにした件についてスペインのラジオ局『Cadena Cope(カデナ・コペ)』に次のように語った。

「F1は方向性を見失いつつあるね。彼ら(リバティ・メディア)にとっては変えることが目標になっており、そのために何かを変えようとしているんだ」

「彼女たち(グリッドガール)にもう少し上品な服装をさせればそれで十分だったと思うが、すでに多くの国で彼女たちは民族衣装などを身に着けていたんだ」

そう述べたラミレスは、次のように付け加えた。

「今回のこと(廃止)は女性に対する差別だよ。明日になれば彼女たちはサーキットへの立ち入りも禁止されてしまうだろう。私の意見だが、グリッドガールたちは誰も不快にさせたりしていなかったよ」

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