メルセデスのモータースポーツ責任者であるトト・ヴォルフが、今季限りで現在の契約が満了となるルイス・ハミルトンと来季以降の契約を結ぶのは「時間の問題だ」と語った。
■突然の引退の可能性すらうわさされるハミルトン
ハミルトンとメルセデスAMGはすでに契約延長に向けた交渉に入っていると考えられているが、現時点では何らかの進展が見られるといった情報は伝えられていない。
逆に、昨年末にソーシャルメディアの“炎上”騒ぎを起こしたことでも知られるハミルトンは、少し前からF1引退をほのめかすような発言を行ってきており、実際にそうなる可能性も否定できないと報じているメディアもあるほどだ。
■前向きな話し合いができているとヴォルフ
だがヴォルフは、通算4度F1王座についたハミルトンと来季以降の契約を結ぶことになるのは確実だと今週次のように語った。
「ルイスは我々チームにとって非常に重要な柱となっているし、お互いに関係を継続することに何の問題もないよ」
「話し合いは非常に前向きな考え方のもとで進められているし、我々が合意に達して書類にサインするのは時間の問題だよ」
そう主張したヴォルフは、次のように付け加えた。
「我々はいい冬を過ごすことができたと言えるよ。大きな問題は何もない。だが、1年のこの時期には組織内には常にストレスがあるものさ」