ハースのケビン・マグヌッセンが、自分たちも今後フォース・インディアのような戦闘力を持てるはずだと語った。
デンマーク出身のマグヌッセンは、かつて父親が所属したことがあるマクラーレンの育成ドライバーとなり、2014年にはジェンソン・バトンのチームメートとしてF1にデビュー。初レースでいきなり表彰台に上る活躍を見せた。
だが、翌2015年にはフェラーリから移籍してきたフェルナンド・アロンソにシートを奪われ、再び控えドライバーに格下げとなってしまう。
2016年にはその年からフルワークス体制でのF1挑戦を再開したルノーのシートを獲得。しかし2017年にはF1参戦開始2年目のプライベートチームであるハースに移籍していた。
■2017年型車は一貫性に欠けていた
2018年もハースでの2シーズン目を迎えるマグヌッセンは、フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に2017年シーズンを振り返って次のように語った。
「僕たちは特定のコンディションのもとではものすごく堅実なんだ。だけど、一貫性に欠けているよ」
「僕たちは、いい時には本当にいいんだ。だけど悪い時にはものすごく悪い」
「2018年型車はこういう資質を持ってはいないだろうけどね」
■プライベートチームならではの仕事ができるはず
25歳のマグヌッセンは、ハースにとっての現実的な目標は2016年と2017年に2年連続でプライベートチームでは最高となるコンストラクターズランキング4位となったフォース・インディアのようなパフォーマンスを発揮していくことだと次のように語った。
「僕たちはまだ若い。でも成長しているところなんだ」
「経験が乏しいにもかかわらず、チームがこれだけのことをやれているのは素晴らしいことだよ」
「一般的に見て、小さなチームはいい仕事ができると僕は思っているよ。フォース・インディアを見れば分かると思う」
そう語ったマグヌッセンは次のように付け加えた。
「ハースには明るい未来が待ちうけているよ」