「2018年にはもっといいドライバーになることを目指していく」
そう語ったのはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスだ。
メルセデスAMG移籍1年目となった2017年シーズンを終えたボッタスは、現在母国フィンランドに戻り、雪と氷に覆われた生まれ故郷ナストラで懸命なトレーニングを行っている。
■ハミルトンに負けたという事実を受け止める
「僕の収支決算は少しばかり浮き沈みが多かったね」
2017年シーズンについてそう語ったボッタスは次のように続けた。
「いいときもたくさんあったけれど、同じようにがっかりしたときも多かった。僕のチームメートのルイス(ハミルトン)がタイトルをとったということは、僕たちにはそれを達成できるクルマがあったわけだ。そして彼が僕に勝ったということだ。僕も多くを学ぶことができた。だから本当にこの先を楽しみにしているよ」
■2017年シーズンはたくさんの課題を与えてくれた
ボッタスは、2017年はうまく走ることができたと考えてはいるものの、もっと「細かい部分」を改善することと、シーズンを通じて「一貫性」を保つことが必要だと考えている。
「僕は悪い結果に終わったレースから多くを学ぶことができたと思っている。昨シーズンは僕が人間としてもドライバーとしてももっと成長するための課題をたくさん与えてくれたと感じているし、それは常にポジティブなことだよ」
そう語った28歳のボッタスは次のように付け加えた。
「だから、これから先に向かうのが待ちきれないよ」