M-Sport Ford World Rally Team(Mスポーツ)は、イギリス・バーミンガムで1月11日(木)~14日(日)に開催中のオートスポーツ・インターナショナル・ショーで、2018年仕様のフォード・フィエスタWRCを公開した。
フォードは、2018年にM-Sport Ford World Rally Teamのためにフォード・パフォーマンス・サポートとしてWRCへの取り組みを拡大する。
本日、フォード・モーター・カンパニーは、EcoBoost搭載のフォード・フィエスタWRCで2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)のドライバー&マニュファクチャラータイトルを獲得した長期的なモータースポーツパートナーであるMスポーツとの間に、長期にわたる技術的および財政的支援を提供する新しい合意を発表した。
■Mark Rushbrook モータースポーツ・グローバル・ディレクター
「フォードとMスポーツの20年におよぶ関係は、あらゆるレベルのラリーで比類のない成功を収めました。私たちは非常に誇りに思っており、フィエスタは世界中のラリードライバー向けのスタンダードとして確立しています。昨年は、FIAチャンピオンシップ優勝に向けて活動してきた全く新しいフィエスタの開発でMスポーツをサポートしました。2018年には、さらに大きな支援を提供できることを大変嬉しく思っています」
フォードは1997年以来、Mスポーツとは継続的なパートナーであり続けている。フォードが指名したラリースポーツのスペシャリストとして、MスポーツはFIA R2からWRCの頂点まで、複数のクラスでのラリー選手権向けにフォード車を生産している。ほぼ400台ものMスポーツ開発のフォード・フィエスタは現在、世界中のラリーで活躍している。
■マルコム・ウィルソンOBE、Mスポーツ・マネージングディレクター
「フォードとの長年のわたる素晴らしい関係を喜んでいるよ。2018年のFIA世界ラリー選手権のタイトルを守るために、フォードからサポートが増えるのを大変嬉しく思う。セバスチャンとエルフィンには、さらに強力なラインナップとしてテクニカルサポートが追加されました。これによりフォード・フィエスタWRCの開発を進めることができる。戦いはこれまで以上に接近しているが、パートナーのサポートとともに、2017年に成功したのと同じ高水準のパフォーマンスと信頼性を生み出すことができると確信しているよ」。