今季マクラーレンの控えドライバーを務めることになったランド・ノリスが、デイトナ24時間レースはフェルナンド・アロンソから学ぶ最初のチャンスになるだろうとの考えを示した。
■アロンソと組んでデイトナ24時間に挑戦するノリス
昨年ヨーロッパF3に初挑戦し、見事に年間チャンピオンに輝いた18歳のノリスは2018年にはF2選手権に挑戦するかたわら、マクラーレンの正式なリザーブドライバーとしてほとんどすべてのレースに帯同し、アロンソやストフェル・バンドーンから学ぶチャンスを得ることになっている。
そのノリスにとって、アロンソから学ぶ最初のチャンスとなるのが、今月末にアメリカで行われるデイトナ24時間レースだ。ノリスは現在マクラーレンを率いるザック・ブラウンのチームでアロンソのチームメートとして初めての耐久レースに挑戦することになっている。
スペインの『AS』によれば、先週末に行われたデイトナのテストでは、ノリスはアロンソがマークしたタイムにわずかコンマ3秒及ばなかっただけだったという。
■このチャンスを生かしたいとノリス
「僕にとってはフェルナンドから学ぶいいチャンスだよ」
「チャンスがあれば常に彼から何を学ぶことができるか様子を見ていきたいな」
そう語ったノリスは、チャンスさえあればアロンソを上回るパフォーマンスを示したいと次のように付け加えた。
「デイトナはチームで戦うものだ。だけどもちろん、練習走行やレースでは誰がよりよい仕事ができるかという戦いにもなるよ」
今年のデイトナ24時間レースは1月27日(土)から28日(日)にわたってフロリダ州デイトナにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される。