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「うちに必要なのは完成されたドライバーだ」とメルセデスのボス

2017年12月15日(金)5:14 am

メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフが、メルセデスAMGが経験の浅い若手ドライバーを起用する可能性はあまりないと示唆した。

まだ2017年のF1シーズンが終わったばかりで、まだ2018年のドライバーラインアップが確定していないチームも1チーム残されている。その最後のチームであるウィリアムズも、今週中には来季のラインアップを正式発表するようだともうわさされている。

だが、そうした状況がある一方で、ちまたではすでに2019年に向けたドライバー移籍の話題もいろいろと取りざたされている。

その中で重要なカギとなるのは、もちろん最強チームであるメルセデスAMGの動きだろう。現在2018年まで契約があるルイス・ハミルトンは2019年以降の契約更新に向けての話し合いを開始していると伝えられている。

その一方で、メルセデスAMGでは現在ハミルトンのチームメートを務めるバルテリ・ボッタスに代えて2019年にはメルセデス所属ドライバーであるエステバン・オコン(フォース・インディア)を登用する方向で検討しているようだともうわさされている。

だが、メルセデスAMGの将来のドライバー体制に関する質問を受けたヴォルフはイタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』に次のように答えた。

「我々の目標は新しいルイス・ハミルトンを見つけることだ。だが、彼のレベルは非常に高いからそれは簡単なことではないよ」

「すでに経験を有している速いドライバーを雇うというのが我々の戦略だ。メルセデスAMGは学ぶためのところではないからね」

そう語ったヴォルフは次のように付け加えた。

「ここ(メルセデスAMG)に来る者たちは、すでに完成されたドライバーでなくてはならないんだ」

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