フェラーリが2018年に向けて新たな大口スポンサーとの契約を発表することになるかもしれない。
最近、これまでフェラーリのメインスポンサーを務めていたスペインのサンタンデール銀行がF1での広告宣伝活動から撤退することが明らかとなった。
これにより、スペイン人ドライバーのフェルナンド・アロンソが加入した2010年以来フェラーリF1マシンに描かれ続けてきたサンタンデールのロゴは今年限りで姿を消すことになる。
そして、このほどスペインの『ABC』紙が報じたところによれば、2018年のフェラーリF1マシンのリアウイングには、これまでのサンタンデールに代わって“IQOS(アイコス)”のブランド名が掲示されることになるだろうという。
現在、F1ではタバコの広告は禁止されている。だが、それにもかかわらずかつてマールボロのブランドロゴをフェラーリのF1カーに掲示していたタバコ会社のフィリップモリスが今もフェラーリのスポンサーを務めていることはよく知られた事実だ。
そして、今回報じられた“アイコス”は、フィリップモリスが販売しているハイテクを用いた電子タバコだ。
『ABC』によれば、「フェラーリはサンタンデールに代わる契約をアイコスと結ぼうとしており、その最終段階に入っている」という。
現時点では、電子タバコの“アイコス”が、禁止されているタバコ広告に該当するのかしないのか、まだ明らかとはなっていないようだ。