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【幻のF1】中野信治、幻の純国産F1マシン『童夢F105』と21年ぶりに再会

2017年12月10日(日)11:01 am

F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間と『世界三大レース』に出場した経験を持つレーシングドライバーの中野信治が、当時、日本の夢だった純国産F1マシン『DOME F105』と21年ぶりに再会したことをTwitterに投稿した。

『DOME F105』は、日本のコンストラクターである童夢が1997年からのF1参戦を目指してテスト用に開発した純国産F1マシンで、発表した1996年から中野信治を含む複数の日本人ドライバーをテストに起用していた。しかし、1997年からのF1参戦を延期した後、1998年の夏を最後にF105でのF1参戦プロジェクトは終了した。

中野信治は『DOME F105』でのテストを経て、翌1997年に『無限MF301HB』エンジンを積んだ『プロストグランプリ』からF1デビューしている。その思い出の『DOME F105』と再会した中野信治は、次のように投稿している。

「DOME F105と21年ぶりの再会。ほんとに懐かしい。当時このF1マシンのテストを担当させて頂いていたのですが、我々日本人に壮大な夢を見させてくれたプロジェクトでもありました。今の時代に必要な何かがここにあった気がするなぁ。」(原文ママ)

日本人が挑戦していた壮大な夢。F1参戦は実現することはなかったが、勇気と希望を感じる壮大なチャレンジだった。

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