2017年インディ500チャンピオンになった佐藤琢磨の“顔”が入ったボルグワーナートロフィーが日本で初公開されている。
3日、ホンダサンクスデー2017が早朝からツインリンクもてぎで行われているが、20番・21番ピットではボルグワーナートロフィーが日本で初公開されている。
■“4億円”のボルグワーナートロフィーとは
ボルグワーナートロフィーは、1911年のレイ・ハルーン以降、インディ500歴代優勝者全員の顔の彫刻が貼りつけられている。トロフィーはスターリングシルバー製で重さ約50kg、高さ165cmで、当初の価値は1万ドル(約113万円)だったが、現在の価値は350万ドル(約4億円)だという。このボルグワーナートロフィーは、インディアナポリス・モータースピードウェイ殿堂博物館に常設展示されている。
トロフィーには12カ国(オーストラリア、ブラジル、カナダ、コロンビア、イングランド、フランス、イタリア、日本、オランダ、スコットランド、スウェーデン、アメリカ)および米国21州の名前が刻まれている。
このボルグワーナートロフィーに2017年10月、佐藤琢磨がトロフィー104番目の“顔”として貼りつけられた。
インディ500優勝者は、このボルグワーナートロフィーを持ち帰ることができないため、代わりに「ベビー・ボルグ」と呼ばれるスターリングシルバー製のレプリカが授与される。優勝者の顔のレリーフは「ベビー・ボルグ」の大理石の台に貼りつけられている。
#HRTD2017 20番ピットに展示中の「ボルグ・ワーナー・トロフィー」です#ホンダモースポ 米国外に移動するのは今回が初めてという超レアなチャンスで、朝から多くの方が詰めかけています! pic.twitter.com/lotMeQ8Wpm
— HondaモータースポーツLive (@HondaJP_Live) 2017年12月3日
#HRTD2017 琢磨選手@TakumaSatoRacer の顔が、最新のウイナーとして刻まれていますかなり似てます!! pic.twitter.com/Mf4IjSgwgD
— HondaモータースポーツLive (@HondaJP_Live) 2017年12月3日